赤ちゃんの脳を科学する

こんにちは
こくぶんじマッサージ治療室です(^^)/

『赤ちゃんの脳』について以前ブログであげましたが、今回はその続きです。

大人と乳児が遊ぶ場面での「身体接触(触覚)」と「音声(聴覚)」に着目し、 「身体接触をともないながら音声を聞く」経験が、乳児の脳活動にどのような影響をもたらすのか、という研究の記事を見つけました。カラダに触れながら単語を聞いた時の方がより高い脳派がみられた、という部分にとても興奮してしまいました!

京都大学 明和政子教授は「赤ちゃんの脳は活動することで未熟な状態から発達する。体に触れる刺激が最も脳を活性化させるのでは」ともおっしゃっています。そして、このように続いていました。「発達初期のヒトの脳は、他者との身体を触れ合うかかわりを通して、新しいことを効率的に学習できるしくみになっていると考えられます。」

ご紹介した研究記事のリンクを張っておきます😊
タッチで変わる、乳児の脳 -他者から触れられる経験が脳の学習力に与える影響
(2017年12月15日に「Developmental Cognitive Neuroscience」オンライン版に掲載)

京都大学教育学部・文学部の「乳幼児発達研究グループ」
http://myowa.educ.kyoto-u.ac.jp/

これまでタッチケアがもたらす脳内ホルモンについて、親子の絆や「愛着」のことは多く語られてきましたが、話しかけながら触れることがこどもの脳の学習能力を高めている、というお話は小児のマッサージ師にとってとても嬉しいことです。

私達は7つの感覚を持っていて、感覚が統合されて学習につながります。

五感(嗅覚・視覚・聴覚・味覚・触覚)と前庭系(バランス感覚)、固有感覚(筋肉と関節のコントロール)を合わせて7つの感覚といいます。触覚(触れる、触れられる感覚)は五感の中でも一番最初につくられる、すべての感覚の礎になる感覚であって、触覚の体験がしっかりした土台の基盤になる、と言ってもいいと思います。

しっかり作られた土台の上に感覚が順番に積みあがっていき、最終的には学問の学習につながります。
ここちよい皮膚感覚は脳の発育や成長ホルモンの分泌を促します。マッサージで感覚が刺激され、脳の認識を高まると、ボディマップが構築されてカラダの使い方を学習しやすくなります。訪問マッサージの時はお子さんが自分の目で見て、耳で聞いて、触れている部分を感じられるように心がけています。

少しでもお子様の心にに寄り添いたいと願っています。
必要なご家族に届きますように。