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ダウン症や脳性まひのこども達は筋肉の緊張が低いこともありますが、マッサージによって筋肉の発達を促すことができます。病状に伴う身体的症状やストレス、攻撃性の減少など緩和することが出来ることが報告されています。
ダウン症、ダウン症候群という名称は、19世紀後半に研究者のジョン・ラングドン・ダウン医師が報告したことから名付けられました。染色体が通常より1本多い染色体異常のことをトリソミーと言い、ダウン症は21番目の染色体が1本多いことから21トリソミーとも呼ばれています。
ダウン症の子どもの特徴として筋肉の低緊張により、運動による刺激が得る機会が足りないため「首がすわる」「寝返り」「ハイハイ」「独歩」など粗大運動の発達がゆっくりすすみます。個人差がありますが独歩はできるようになることが多いです。
全身の低緊張により関節が弛緩している為、無理な動作や加重は股関節脱臼や足関節の変形を起しやすくなります。
また腹部の筋緊張が低くて腰椎が前弯していたり、背臥位での伸展位を長く保てなかったり、姿勢に影響が現れることも少なくありません。乳幼児期のダウン症児であれば、訓練は骨格や筋肉がしっかりしてから、お子さんのペースでゆっくりと運動の獲得を見守るのが良いでしょう。
ダウン症のお子さんには、ストロークは短く、しっかりと刺激が入るマッサージを行います。適度な緊張をつくることで骨の変形や股関節の脱臼などの予防、便秘の解消などの効果が期待できます。
感覚の統合は子どもの発達の重要な要素のひとつであり、「感じる力」は脳と関係しています。
感覚統合がうまく働いていない子どもは、精神面や情緒面での問題が生じたり、言語による表現や学習全般が苦手な事もあり、学習障害や行動障害によって誤解されることがあります。こうした行動障害は神経の未発達により起きているもので、自分の意思ではどうすることもできません。トラブルの要因は子どもの脳にあるため、環境を変えることなどして、二次的障害を防ぐ必要があります。
脳は自分から触れる、相手から触れられるなどの刺激によって発達し、強化されます。
タッチングやマッサージは感覚統合においてとても重要な役割を担っており、脳への刺激が不規則だったり、上手く介入できていなかったり、「感じる力」を経験不足から補うためには機会を増やす必要があります。
ここではよくあるご質問をご紹介します。
発達障害にはさまざまな種類があります。またいくつか発達障害を併せ持つこともあり、症状は異なります。言語もしくはIQの発達の遅れにより、他人とのコミュニケーションなどに問題が生じることも多くあります。
なお、ダウン症(21トリソミー)は染色体異常による発達障害に分類されます。
原始反射の発達が未熟な場合、感覚が過敏なことがあります。
この場合は触覚入力の方法を変更したり、遊び方を工夫していただいて成長を促していきます。「嫌がる」ことや不快さの根本には発達の未熟さが関わることもあり、手法を工夫することで「体験をする機会」を与えることも、周りの大人ができる重要なサポートとなります。
ご家庭でできるケアをお伝えしますので、お子様の健やかな発達のためにご活用ください。
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